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人間ソックリなラブドールを製造する様子を公開!FANREAL工場にメディア初潜入 -前編-


 

2024-05-10





人間ソックリなラブドールを製造する様子を公開!FANREAL工場にメディア初潜入


[動画版はこちら↓]




ぱぺっとぴんく


FANREAL工場は

過去メディア非公開でした…


ぱぺっとぴんく




 

(前記事へクリック移動↓)

一切規制なし 上海ラブドール展示会へ突撃

前回の記事の続きです。

中国・上海ラブドール取材旅の真っ最中!

 


 人間ソックリなラブドールの数々 



FANREAL ラブドール

FANREALは約30万円~45万円の

シリコン製ラブドールを製造する会社です。


FANREAL工場に入ると、大小9人の美女たちが

お出迎えしてくれました。


FANREAL ラブドール

フルシリコン製で、リアリティを追求した

高級志向の本格ラブドール。


贅沢な太ももや肩幅など

ボディバランスに優れていて

フォトグラファーや

コレクタードーラ―に賛美を集めている

有力ブランドとなります。




重量感とお肉感のある

贅沢ふとももといえばFANREAL‼


今回はバックのコネ(笑)で

メディアとして初潜入できましたので

前編後編にわけての

記事公開となりました。


ぱぺっとぴんく


綺麗な工場で

上海の郊外に立地してます


ぱぺっとぴんく



 


 FANREAL工場へ潜入します 



FANREAL ラブドール

正面玄関にはFANREALのロゴ

入れるのはラブドール事業関係者のみ


FANREAL ラブドール

製造エリア第一。

ボディ型とヘッド型の準備工程です。


FRPベースなのか、

持ち運びは人が行ってました。


シリコン流し込み後は重すぎるので

ホイストクレーンが活躍。


FANREAL ラブドール

頭の付け根部分にカップパーツがあって

上型と下型を合わせた後

ここにシリコンを流し込むようです。


流す前に、型にワックスとホコリ落とし

施してから完成骨格を取り付けていきます。


FANREAL ラブドール

↑ヘッド型は顔の形がクッキリ残ってます。


近くで見ると下の写真のように、

肌の角質が彫り込まれていました。


FANREAL ラブドール

3Dレーザーや手修正で作りこまれた

ラブドール型成形は、

1つ開発するのに数十万円するとか。



ぱぺっとぴんく

ラブドール工場の中でも

丁寧な作りこみで

トップクラスだと思う。


ぱぺっとぴんく



 1mmもズレを許さない製造方法 



ラブドールに限らず、

製造時のエラーや不良品は起こりますが、

FANREAL工場は、その業態都合で

エラー率0%を目指しています。


その活動の一環として

ドール骨格のズレ対策をしています。


FANREAL ラブドール

骨格にウレタンやファイバーを巻き、

カット加工と型セットを経た姿です。


ここから骨格の位置を

1mm単位で修正していきます。


FANREAL ラブドール

くっついているようで離れている。

これがもし1mmズレたりすれば、

シリコン層から

骨格が飛び出ることになるでしょう。


それではいけないので、こうします↓


FANREAL ラブドール

専用メジャーでセンターを出して、

ミリ単位の調整を施し、

タコ紐で骨格の位置を固定しておきます。


そうすることで、振動に強くなり

シリコンを流してもずれにくくなる。

というFANREAL特有の技術でした。



FANREAL ラブドール


寸分狂いなく固定された骨格は、

夕方から専門のスタッフによって

シリコンを流すのです。


1体作るのに何日かかるんだろう…。


骨格製作→型準備→流し込み→離型

→ボディ塗装→品質チェック→納品



ぱぺっとぴんく


ちゃんとラブドール製造に

向き合っているに感動した!


ぱぺっとぴんく




 柔らか加工の正体を発見! 



FANREAL ラブドール

まだ型に乗る前のウレタン骨格ですね。

塗装パテみたいな液体を、

少し塗って膨らませて。

また縫って成形しての繰り返しで

この形が完成します。


ここからは指骨格の取り付けや、

ファイバーの巻き付け工程に移動します。


FANREAL ラブドール

お尻の柔らか加工を施した姿。

有料オプションで選択すると、

このような餅みたいなシリコンを

貼り付けて成型すると画像のようになります。


左側のお尻は完成した姿。

右側のお尻は成形前の姿。


デザインカッターで削りながら丸みと

型との張り合わせ面を馴らしていきます。


FANREAL ラブドール

現在の骨格はこのような姿です。

ほかのシリコンラブドールブランドと違うのは、

足の開き方がハの字状になっていて、

内股ポーズをさせたときに、

太もも内側がくっつくのが特徴です。


リアリティのある作りこみですが、

まだまだ改善予定とかで開発中だとか…。



ぱぺっとぴんく


ラブドールの製造は

奥が深すぎる…‼


ぱぺっとぴんく



 口開閉機能の中身はこうなっている 



FANREAL ラブドール

FANREALの口開閉機能には、

骨格内部とつながる、

金属製の顎パーツが盛り込まれています。


操作感はかなり硬めで、

成型後に操作しやすくなるように

トルク調整してあるみたいですね。


FANREAL ラブドール

顎パーツありと無しに、

それぞれ分けて保管してありました。


あらかじめストックして、

1体辺りの生産時間を短縮する

狙いがあったのかと思います。



 次回へ続きます 




FANREAL ラブドール

次回、FANREAL工場後編に続きます。


特徴的なボディの造形、また塗装ブース。

ヘッドメイク工程に

お邪魔して解説する予定です!


ぱぺっとぴんく

最後まで見てくれていつも

ありがとう!



ぱぺっとぴんく




新作続々更新!お店も見てってね☆彡

oldoll




閲覧数:1,496回5件のコメント

5 Comments


TAIKO DJ
TAIKO DJ
May 16

1人1人沢山工程があり、手間隙かけて可愛いラブドールが作られるということが改めて勉強になりました👍👍

手間隙がかかっているからこそもっとラブドールを大切にしたいと改めて思いました👍

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TAIKO DJ
TAIKO DJ
May 20
Replying to

はい👍

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内股機能イイですね(*´艸`)

こういうリアルなの見ると、フルシリコン1人お迎えしたくなっちゃいます🎶

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PPC
PPC
May 14
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いいですよぉ、FANREAL!

ボディラインが素晴らしい

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